H4shiloG

キラー専のためにアプデ情報などをまとめます!

Dead by Daylightの"INTO THE RAINBOW"についてまとめてみた

今回記事にするのはDead by Daylightの運営が行った「Into The Rainbow」という活動についてです!

日本では公式アカウントがツイートしていないこともあり、あまり話題に上がっていませんが、気になったので記事にしました!!

目次

 

キャンペーンの内容

  • Dead by Daylightと GaymerXとのコラボイベント
  • LGBTQ+の慈善団体や組織への寄付を目的とした参加型イベント
  • 昨年に続き2年連続で開催
  • Streamcause(配信者を支援するNPO団体)に14,000ドル寄付
  • Project10(モントリオールを拠点にLGBTQIA2S+の若者と活動するチャリティ団体)に10,000ドル寄付
  • 4時間の配信で合計24,000ドル(約325万円)の寄付を行った

 

キャンペーンの目的

LGBTQIA2+である方への応援メッセージ(配信から切り抜き)
  • LGBTQIA2+のテーマを表に出すことで、若年層のクィアの命を救う

アメリカ疾病予防管理センターが3月に公開した調査報告によると、若年層のクィア(性的マイノリティ)の4人に1人が自殺を図ったことがあるとのこと。。。

また、調査報告ではコミュニティとの繋がり(ネット上でも)を感じることでそういった傾向が減ることも示唆されているようです。

つまり、こういったイベントをすることでクィア同士での繋がりが増え、文字通り命を救うことができるんですね。

 

🌈こちらの方はDbDのコミュニティを通じて友達ができ、幸せになったことを感謝していますね :)

こういうの見るとDbDやっててよかったなって感じますよね!!

 

クィアから見たDead by Daylightの印象

ReadySetBen

私にとって『Dead by Daylight』は逃避先です。どんな理由であれ、「Dead by Daylight」をプレイしているときは、他のことはどうでもいいのです。人種、性別、非性別、LGBTQIA+コミュニティの中での位置づけに関係なく、みんなが集まって一緒に仕事をする機会なのです。

 

Evidious515

DbDは、コスプレやイベント、LGBTQIA+のための資金調達の支援などを通じて、コミュニティをサポートしていることを公然と示しています。"ゲイマー"として、開発者が私のような人々を念頭に置いて新機能を開発していることを知ることは、心地良いことです。

 

クィアからもDead by Daylightは支持を集めているみたいですね :)

ちなみに、アメリカでは『インクルージョン』という風習があるみたいです。

これは、「コミュニティ内の全ての人々が発言する機会を持ち、それぞれの経験や能力、考え方が認められ生かされている状態」を指しているようで、異なる考え方や人材の多いアメリカではこういった動きが促進されてきているようです。

日本では、こういった考えがまだ浸透していない気がします。

なので、まずは知ることから初めてみてはいかがでしょうか!!

 

そもそもLGBTQIA+とかLGBTQIA2S+ってなに?

LGBTQIA+やLGBTQIA2S+は性的マイノリティーを示す言葉の頭文字をとった造語です。

以下に箇条書きで言葉とその意味をまとめておくので、ご確認ください。

  • L(レズビアン):体と心の性別が女性であり、性的指向も女性である人。
  • G(ゲイ):体と心の性別が男性であり、性的指向も男性である人。
  • B(バイセクシャル):体と心の性別を問わず、性的指向が両性である人。
  • T(トランスジェンダー):体の性別と心の性別が一致しない人。
  • Q(クエスチョニング):自分の性別や性的指向が決められない、迷っている人。
  • Q(クィア):元々は「変わり者」などという意味で使われていた。現在は、同性愛者などが自らを呼称する際に、肯定的な意味で用いる言葉。
  • I(インターセックス):体の性の発達が、一般的な発達とは生まれつき一部異なる女性・男性の体の状態。
  • A(アセクシュアル):無性愛者。同棲だけでなく異性に対しても恋愛感情を抱かない人。
  • 2S、2(トゥー・スピリット):北米先住民で認められている男性性と女性性を兼ねている人。

 

Dead By Daylightにおける同性愛者のキャラクター

現在公開されているストーリーではまだカミングアウトされていませんが、同性愛者のキャラクターはすでに登場しているらしいです。

そのキャラクターはズバリ『デイビッド・キング』!!

 

この設定を公開するにあたって、運営にはいくつか課題があったそうです。

  • プレイヤーが想像している脳内のイメージ像をリスペクトしつつ、害のある固定概念を入れずに既存のストーリーに入れ込む点
  • DbDというゲームの性質からくる課題点
  • 北米だけではなく世界中のLGBTQIA2+の問題や体験を反映させなければならない点

 

たしかに現時点で公開されているストーリー(*1,*2)では男らしいイメージがあるので、実はキングが同性愛者であることを知ると嫌だと感じてしまう人もいるかもしれません。

ただ、裏返すとその感情は間接的にLGBTQIA2+の人たちを差別する考え方になります。

LGBTQIA2+の人たちを現実世界でも容認できるようになるトレーニングとして、「デイビット・キング」が同性愛者であることを理解することはとても重要になってくると私は思います!

 

最後に、クィアからの「インクルージョン」や「多様性」に関してのコメントを置いておきますね。

 

クィアからのコメント

Evidious515

決めつける前に、よく聞いて、よく学ぶこと。ゲーマーは様々な人生を歩んでいますが、私たちはゲームの喜びを共有(理解)しています。つまり、既にあなたたちと共通の何かを持っています。愛と受容と理解でリードしてください。

 

DragTrashly

プライドとは、誰かと激しく争いあって意見を無理強いをするようなことではありません。誇りを持つことなのです。私たちクィアの多くは自分のアイデンティティに苦しんで育ってきましたが、ようやく自分が何者であるかを誇りに思えるようになり、お祝いしたいのです。

 

これを機にLGBTQIA2+を理解し、『インクルージョン』という考え方をもっと知っていきたいと思いました!

 

以上になります :)

最後まで読んでいただきありがとうございました<3